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キャンバス生地とは?特徴・メリット・デメリット【生地の種類】

   

布地のほか、バッグやスニーカーの素材として「キャンバス」という言葉を聞いたことはないでしょうか。

今回はキャンバスとはどのような生地なのか、特徴やメリット、デメリットについて解説します。

キャンバスとは

キャンバス生地は亜麻糸や綿糸などの太番手の糸を平織した生地のことです。

厚手のしっかりとした生地で「帆布(はんぷ)」とも呼ばれます。

「キャンバス」の由来は、ギリシャ語の「Canvas」で、「麻で作られたもの」という意味で14世紀ごろから使用されていたと言われています。

また、油彩画を描くのに使用されているキャンバスはキャンバス生地を画布として使用しているところから来ています。

キャンバスと帆布の違い

キャンバスと帆布は同じものです。

ただし、ファッション業界では海外製のものを「キャンバス」、日本製のものを「帆布」と呼び分けていることもあります。

日本の「帆布」の由来は、江戸時代後期に伝わった帆船の帆の材料として用いられたことからついたとされています。

キャンバス生地の厚みの表記方法

キャンバス生地にはさまざまな厚みがあり、「オンス」や「号」でその厚みを示されます。

オンス(oz)

オンス(oz)は1平方ヤード辺りの重量を示します。
数値が大きくなるほど重量が重くなり、生地が厚いことを表します。

号は生地の経糸と横糸の密度を表します。
1~11号まであり、若い数字ほど密度が高くて重量が重く、生地が厚いことを示します。

キャンバス生地の厚み別用途

では、バッグや靴などの製品にはどの厚さのキャンバス生地が向いているのでしょうか。
ここでは号数ごとに向いている製品をご紹介しますので、ハンドメイド作品を使用するときの参考にしてみてください。

~6号(19.5oz~)

厚みのある生地ですので、ショルダーバッグなどの生地として使われます。

7~8号(16~18oz)

厚手の生地で、家庭用ミシンでは縫いにくいです。
大型のトートバッグやリュックサックなどに用いられます。

9~11号(10~15oz)

比較的柔らかい生地で、ショップバッグや小型のトートバッグなどに使われます。
取り扱いやすいため、ハンドメイド作品にも広く活用されています。

キャンバスのメリット

耐久性に優れている

キャンバスは丈夫で耐久性に優れている点が大きな特徴です。

糸をより合わせているため、糸そのものが厚さがあり、張りを持っています。
さらに平織という、経糸と横糸を交互に強い圧をかけて織る方法で作られているため、生地に厚みが出て、摩擦に強く丈夫な生地になります。

水に強い

キャンバス生地は水に強い点も大きな特徴です。

平織で高密度に折られているため、折り目が詰まっており、水が染み込みにくいという性質を持っています。

そのため、靴やバッグなどにも最適な生地として広く採用されています。

通気性がある

キャンバス生地は通気性にも優れています。

生地を構成する糸は天然素材のため、空気を通す隙間が無数にあり、通気性を保ちます。

経年により味わいが出る

キャンバス生地は使い込むと、味わいが出て、経年の変化を楽しむこともできます。

使い始めは硬いキャンバス生地も、使い込んでいくと柔らかく、肌になじむようになってきますので、長年愛用したいと考えている人にもおすすめです。

キャンバスのデメリット

重い

キャンバス生地は厚みがある分、重い点がデメリットです。
生地の厚みが増すとその分重くなりますので、丈夫さと厚みのバランスには注意が必要です。

汚れやすい

キャンバス生地は汚れやすいという欠点を持っています。

表面加工がない場合は、汚れやホコリを繊維内に閉じ込めてしまい、汚れも落としにくくなってしまいます。

洗濯するとくたびれた印象になる

キャンバス生地は汚れが付いたら洗濯すればきれいになりますが、洗濯をすると糊付けやパラフィン加工が取れてしまい、生地が柔らかくなってしまいます。

これを経年劣化として楽しむこともできますが、くたびれた印象になることは気を付けておいた方が良いでしょう。

パリッとしてしっかりとした生地を維持したい人は洗濯には注意が必要です。

デニムなどの色が移りやすい

カジュアルな印象のキャンバス生地は、デニムとの相性も抜群です。

しかし、摩擦によってデニムの色が移りやすく、キャンバス生地のバッグが青くなってしまうことも。

白系のキャンバスのバッグを使う場合は、デニムには注意が必要です。

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