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「桜」モチーフの意味・歴史・由来【ハンドメイド制作で役立つモチーフ・シンボルの意味】

      2021/01/02

桜は日本人にとってなじみの深い花です。日本では桜を見ながら飲食をする花見の習慣があったり、葉や花を塩漬けにして食用にする習慣もあります。
また、桜の開花予想が3月中旬から4月にかけて毎日天気予報で報道されます。
ここでは日本の国花でもある桜モチーフの意味についてご紹介します。

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桜モチーフの意味

 ・お祝い・祝福
・優美な女性
・精神的な美しさ
・日本の美
・春

桜モチーフの由来

 日本では奈良時代からを中心に花見を行っていたとされていますが、桜の花を愛でる花見は日本後紀によれば平安時代の嵯峨天皇が催した「花宴の節」が起源であると言われています。

桜の花はその美しさと潔く散る儚さから古くより人々に愛されており、奈良時代の万葉集には桜を詠んだ歌が40種ほど収録されています。
平安時代になるとさらに題材として用いられるようになり、花=桜と解釈されるほどにもなりました。

現在では結納や結婚式に塩漬けにした桜を湯に浮べた「桜湯」を供される習慣があり、お祝いという意味のモチーフとしても用いられます。

桜は日本の国花

 日本では国花は制定されていませんが、事実上の国花となっているのは桜と菊です。
菊は天皇や皇室を象徴しますが、桜は明治以降日本の公的機関や旧日本軍が桜のシンボルを採用しているため、公的な花のイメージが浸透しています。

これらのことから日本の百円硬貨の表面には桜の花がデザインされています。

また、女性の和服ではその季節の花を用いたデザインを着用するのが一種のマナーですが、桜は日本を代表する花ですので一年中取り入れてもよいとされています。

桜の花言葉

桜の花言葉は品種によって異なります。
代表的な品種の花言葉は以下のようなものです。

ソメイヨシノ:高貴・清純・優れた美人
山桜:あなたに微笑む
八重桜:理知・しとやか
冬桜:冷静
寒桜:気まぐれ

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