ポーセラーツの先生として活躍したい!ポーセラーツ講師のなり方・費用は?
2018/06/03
最近女性に話題の習い事「ポーセラーツ」。真っ白の磁器に数百種類もある転写紙の中からあなたのセンスで世界に一つだけの食器や雑貨が作れる工芸です。そんなポーセラーツを習うだけでなく、先生としても活躍したいという方にポーセラーツインストラクターのなり方や気になる費用について解説します。
ポーセラーツインストラクターの種類
ポーセラーツインストラクターには「グリーンライセンス」と「ホワイトライセンス」の2種類が存在します。
グリーンライセンス
グリーンライセンスは電気炉がお教室にあって焼成できる環境があり、ポーセラーツインストラクターを育成できる指導者のライセンスです。
あなたの生徒さんがポーセラーツの講師の資格を取りたいという希望があった時にはあなたのお教室で資格を取ることができます。
ホワイトライセンス
ホワイトライセンスはポーセラーツの指導はできますが、インストラクターの資格の発行はできません。
もし、あなたの生徒さんがポーセラーツ講師になりたいという申し出があった場合は、講師資格が取れるお教室をご紹介する形になります。
ポーセラーツインストラクターの資格にかかる費用は?
ポーセラーツの講師を希望する人が一番気になるのがかかる費用です。それぞれのお教室によって微妙に金額が異なったり、システムが異なるのでややこしく感じる人も多いようです。ここでは一般的な費用をご紹介します。
【カリキュラム】
全30単位
レッスン:30~40レッスン程度
カリキュラムは日本ヴォーグ社が定めた全30単位です。
レッスンの回数がそれぞれのお教室により異なり、だいたい30レッスン程度です。中には20レッスンで修了させるところもあるようです。
【教材費】
17万円程度
教材は最低17万円です。これは全国一律同じ料金です。
ただし、使用する白磁と転写紙の価格により割増料金となる場合があります。転写紙は1枚300円~1500円程度ですので、十数万も違うということはないでしょう。
【資格登録料】
32,400円(税込)(税抜30,000円)
年会費 3,240円(初年度は無料)
日本ヴォーグ社に収める資格登録料は全国統一料金です。
【レッスン費】
レッスン費がお教室により異なります。
レッスン費:3,000円~5,000円程度(1回2時間程度)
入会金:3,000円程度(無料のお教室もあり)
焼成費:300円程度(無料のお教室もあり)
レッスン費は良く注意して比較検討するようにしましょう。1回のレッスン費が安く設定されていても、焼成費がかかったり、延長レッスン費がかかるお教室があります。レッスンはだいたい1回2時間で設定されているところがほとんどですが、延長代が700円、焼成費が300円かかるとしたら、結局3000円のレッスンでも4,000円となってしまいます。
1回のレッスン費を高く設定しても、それらの料金が込み込みになっているシステムをとっているお教室もありますので、あなたに合ったシステムのお教室を選びましょう。
インストラクターレッスン費を試算してみた
それでは、実際に合計でいくらかかるのか試算してみましょう。
レッスン料3000円(全35回)、焼成費300円、入会金3000のお教室の場合
①入会金3000円
②(レッスン料3000円+焼成費300円)× 35回 =115,500円
③材料費170,000円 + 資格登録料32,400円 =202,400円
①+②+③ = 320,900円
レッスン料5000円(全30回)、焼成費込み、入会金無料のお教室の場合
①レッスン料5000円 × 30回 = 150,000円
②材料費170,000円 + 資格登録料32,400円 =202,400円
①+② =352,400円
資格取得後は電気炉の購入費用も
電気炉はだいたい10万円~35万円くらいが相場です。
安いものはサイズが小さく、大きなプレートが入らなかったりもします。高価であり、場所も取るものなので買い替えが難しい品物でもありますのでよく検討してお教室に合った電気炉を購入するようにしましょう。
支払方法も忘れずにチェック!
資格取得の材料費17万円ですが、一括払いという訳でなく、都度払いというお教室も多いので支払方法も良くチェックしておきましょう。
支払方法も「都度現金で頂戴します」というお教室もあれば、カード払い可能なお教室もあります。
分からないことは遠慮なく問い合わせてみる
支払方法に疑問があれば、メールなどで問い合わせしましょう。事前にコミュニケーションをとることで、お教室選びのポイントにもなります。少し費用が高くても細かく丁寧に対応してくれて親切なお教室に通いたくなるかもしれませんし、多くのインストラクターを輩出している経験豊富な先生の所で学びたいと思うかもしれません。
お問合せは無料ですから、遠慮なく問合せましょう。